こんにちは♪葉っぱです。
みなさんは、日頃こんなことはありませんか?
「話が思ったように進まない」「交渉事が苦手・・・」
私も昔からコミュニケーションが得意ではなく。。悩んでいました。
そんなとき知ったのが、ベストセラー「伝え方が9割」(私はまんが版を読みました)
「ノー」が「イエス」に変わったら、だいぶストレス軽減されるんじゃないかい!?知りたい知りたい!
私は普段2人の子供を(3歳5歳)育てていて、伝え方は大事だと実感していました。読み進めていくと、対大人として解説されていますが、伝え方の技術は育児にも応用できると思いました。もちろん、子供なので理論的にはいかないときもあるので、そこは絶対ではないですが、「イエス」の可能性を少しでも上げられる技術が盛り込まれていました。
この記事では、「ノー」を「イエス」に変える方法を育児に応用して説明していきます。
- 子供がなかなかスムーズに動いてくれない
- 「イヤイヤ期」で困っている
- コミュニケーションがうまくいかない
こんな方に読んでもらい、育児に活かしてもらえたらと思います。
少しでも、あなたの育児が楽に、楽しくなりますように。
「イヤイヤ期」で伝え方の大事さを実感
たぶん、いやきっと育児をされている方でしたら、ご存じかと思います。
伝え方一つで子供ってコロッと変わりますよね?自分の思うままに伝えても、なかなか行動してくれずイライラ・・・。
私も長女が2歳くらいの時にいわゆる「イヤイヤ期」で、毎日イライラしているのが苦痛でたまりませんでした。怒っては自己嫌悪、寝顔に謝る、のくり返しで何とかこの状況を脱したいと思っていました。
そのため、「イヤイヤ期」「2歳児の育て方」などとつくものは、片っ端から図書館で本を読み漁っていました。ネットなどでも検索して、何とか解決の糸口を見つけようともがいていました。
そして、本などで得た知識で子供に対する声かけを意識し、「イヤイヤ期」をなんとかやり過ごしました…
今でもそのときの知識は応用しています
当時は本書を知らなかったのですが、そのとき学んだ声かけは、ほぼすべて本書で書かれている内容でした。
なので、少し実践していたこともあるのですが、すごく腑に落ちる内容だったので紹介していきますね!
「まんがでわかる 伝え方が9割」の概要
本書は佐々木圭一さん著、ベストセラー「伝え方が9割」のまんが版です。
この物語は、伝えベタな編集者、五十嵐舞が、実は「伝え方」には法則があって学べることを知り、困難を乗りこえていくストーリー。
まんがを読むだけで、ベストセラー『伝え方が9割』が身につきます。
伝え方は「センス」ではなく「技術」です!
仕事も恋愛もなぜか上手くいかない主人公・舞が、謎のオネエにビシビシ厳しく、時には優しい言葉をかけられながら、伝える技術を習得し仕事も恋愛も上手く進みだします。
この2人のやり取りを読むだけでも、単純に面白いです。オネエならではの包容力と、主人公の一生懸命さがとても気持ちいいです。
本書は8割がまんが、あとは時々解説文が数ページ入ります。解説文も長すぎず、図などもあるので本当にさらっと読めます。
実際は主人公・舞のようにすぐに実践に移すのはなかなか難しいかもしれません。本書に書かれている技術は意識していかないと身につかないだろうなぁと思います。
少しずつ意識して実践していきましょう!
本書には持ち運びができる、超縮小版「まんがでわかる 伝え方が9割」といって、伝える際の切り口や技術がわかりやすくまとめてある紙が付いています。
これがあれば、読んだだけで終わってしまった!を防げそうです。
それでは、具体的な「伝え方」の説明に入りますね。
「イエス」に変える3つのステップ
早速、本題に入ります。なかなか「イエス」がもらえなかったりするとき、こんなことに心当たりはありませんか?
自分の思ったことをそのままコトバにしている
そうなると、自分に対するメリットしか含まれていないことが多いです。そうなると、相手も「イエス」という気が起こらない、ということになるのです。
もちろん全てがイエスになるわけではないですが、適切にステップを踏むことで「イエス」の可能性をあげることができます。
そこで、まず本書では以下の3ステップを考えています。
- 自分の頭の中をそのままコトバにしない
- 相手の頭の中を想像する
- 相手のメリットと一致するお願いをつくる
ここでは子供のお風呂で例えますね。それぞれ説明していきます。
自分の頭の中をそのままコトバにしない
これを意識するとめちゃくちゃ会話に時間がかかってしまうと思います。なのでまずは、ストレートに言いたい気持ちをぐっとこらえて頭の中にとどめます。
お風呂に入ってほしいとき…
早くお風呂入ってよ!!寝る時間遅くなるよー。
そう言いたい気持ちをぐっと押さえて、頭の中にまずはとどめてみて!
これがまずは最初の一歩です!
相手の頭の中を想像する
自分のコトバをぐっとこらえたあとは、子供の頭の中を想像してみます。
- 自分のお願いを聞いて、子供がどう思うか。
- 今子供が何をしたいか。
- 何が好きか
- 何が嫌いか。
- 普段何を考えているか
これを一回考えてみます。
普段から子供(相手)のことをよく観察することが大事です。観察することで、より「イエス」をもらいやすい伝え方に近づけます。子供の性格によってもちろん言い方も変わってくるので、普段からこの言い方ならよさそう、など意識しておくとスムーズに進みやすいですね!
まだ、遊びたいんだろうな。塗り絵好きだもんね。きっと今はお風呂より塗り絵がしたいんだよね。
その調子!
相手のメリットと一致するお願いをつくる
相手(子供)の頭の中を想像したら、次は自分のお願いしたいことを思い出します。
お風呂に入ってほしい
子供の頭の中はというと、きっと
まだまだ遊びた~い♪
お絵描き大好き♪
じゃないかなぁと予想します。
ここで、自分のお願いをきくことによる相手(子供)のメリットを考えます。
子供の頭の中をもとに、メリットを満たすコトバを作っていきます。
子供は【まだ遊びたい、楽しいことがしたい】を考えると・・・
「お風呂にもおもちゃあるからお風呂で遊ぼう?」
これでどうでしょうか?ストレートに伝えるより、子供も前向きになってくれそうですよね。もう応用されている方が多いかもしれませんね^^
もちろん、この言葉通りでなくてもいいですし、皆さんの家にあるもので、子供が魅力的に感じるものを使ってください。
これで、相手のメリットと自分の要求が一致するお願いができました♪
このステップを意識すると、「イエス」の可能性が上がります。
「イエス」に変える7つの切り口
「ノー」を「イエス」に変える3ステップがわかりましたね♪慣れるまではステップをひとつずつ進みます。「伝える技術」の中でも、
はじめての料理を、いきなり「えいや!」と感覚でつくると失敗してしまうように、コトバもいきなり勢いでつくるとヘンテコなものになります。慣れるまでは手順を踏むのです。料理ではチャーハンをつくるのしても10ほどのステップがあると思いますが、こちらは3つだけです。すぐに慣れます。でも慣れるまでは意識して3つのステップを踏んでみてください。
「まんがでわかる 伝え方が9割」
とあります。少しずつやってみましょう。
私もまだ練習中です
慣れてきたら、ステップ2「相手の頭の中を想像する」ときに活用できる、7つの切り口があります。
- 相手の好きなこと
- 選択の自由
- 認められたい欲
- あなた限定
- チームワーク化
- 嫌いなこと回避
- 感謝
ここでは、私が育児に応用していて使えるなと思ったものを紹介します。
4.あなた限定 で名前を強調する
すべて応用できるのですが、最近効果があると実感したのが4.あなた限定です。
○○ちゃんにお願いがあるんだけど、いい?
ここで、名前を強調するように話しかけます。特別感がある感じがして、うれしいようでニコニコで用事を済ませてくれました。
ただこればかり使いすぎると、特別感は薄れます・・
5.チームワーク化 で「いっしょに」を使う
次に、最近私もよく使っているのが、このチームワーク化です。
○○ちゃん、ママといっしょに片付けしよう♪
これで、1つの目標に向かうチームができるわけです。
このチームワーク化は、
ステップ2で相手が「面倒くさい」「やる必要性がそこまで見つからない」と思っているときに効果を発揮します。お願いを相手任せにするのではなく、「いっしょにやりましょう」とあなたと相手をチームワーク化するのです。
「まんがでわかる 伝え方が9割」
ステップ2とは、「相手の頭の中を想像する」でしたね。
子供にとって、面倒くさいと思われる、片づけや着替えなどのときに使える切り口です。
特に着替えや片付けは子供にとっては、食事などとは違い、「やる必要性がそこまで見つからない」、わかりにくいことだと思います。それより、もちろん遊びたいしテレビが見たい。
そこで、なるべくワクワクする感じで「いっしょに」を使います。
そうすると乗ってきてくれることが多いです。こちらの時間がとられるのが難点ですが、うまく乗せられればそのまま1人でしてくれるときもあります。
6.嫌いなこと回避 は使い方に注意
嫌いなこと回避は、相手の嫌いなことから入り、それを避けてもらい自分のお願いをきいてもらう、という切り口です。
例えば、子供がトイレに行きたがらない場合、
かわいいパンツが濡れて履けなくなっちゃうから、トイレに行こうか
「あなたにも(かわいいパンツが履けなくなるという)デメリットがあるから私のお願い(トイレに行く)をきいてね」というものです。
これは言い方によっては子供を怯えさせてしまう効果もあるので、あまり使いすぎると萎縮してしまうので使い方と頻度には注意が必要です。
子供の意欲は失わせないように使いたいですね。
子供には理屈が通用しないときもある
今回、子供に対する応用として紹介しました。
子供(特にイヤイヤ期くらいの時期)は心身ともに成長途中なので、まだまだ理解できないことも多いので、理屈が通用しないことも多々。
AだからBだよね。という当たり前なことも通じないことも多いです。
なので、子供に対してはダメ元くらいの気持ちで応用するといいかもしれませんね!
「100回言ってやっとわかってもらえると思っておいた方がいい」とも言われてますよね^^;
今回の技術を使うと、その可能性が上げられるかもしれません。
「伝え方」を知って相手の気持ちを考えよう
今回本書を読んで、伝え方の技術を学んだのはもちろんですが、「相手の気持ちになって考える」という、子供のときに教わった基本的なことを改めて教えられた気がしました。
相手の頭の中(気持ち)を考える
ということ。これは子供でも大人でも同じかもしれませんね。
本書ではさらに、スピーチやキャッチコピーで使える「強いコトバをつくる技術」なども解説されています。
是非ご自分で取り入れて、「なぜかイエスがもらえない、うまくいかない!」といったストレスを軽減させてくださいね♪
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